この改組は、
よかったんだろうか?
研究室のブログなので、あまり大学の方針とかに いちゃもんつけるようなこと書いてにらまれるのもアレなので、アレなのだが、、、
今年からの 理学部改組で、
- 数理情報科学科数理科学コース -> 理学科数学コース
- 物質科学科物質基礎科学コース -> 理学科物理科学コース
- 自然環境科学科生物科学コース -> 理学科生物科学コース
- 自然環境科学科地球史環境科学科コース -> 理学科地球科学コース
- 数理情報科学科情報科学コース -> 応用理学科情報科学コース
- 物質科学科生体機能物質工学コース -> 応用理学科海洋生命・分子工学コース
- 自然環境科学科防災科学コース -> 応用理学科災害科学コース
になり、なぜかここだけ 2つになって、
- 物質科学科物質変換科学コース -> 理学科化学コースと応用理学科応用化学コース
ということになった。 でもって、「わかりやすい」改組とかいうことで宣伝していた。
けど、わかりやすくなったのは、昔からの「数学、物理、化学、生物、地学」という 分野だけであって、応用理学側の「生体機能物質工学」なんて「海洋生命・分子工学」 になっても、相変わらず長い名前でわかりにくいのでは?しかも「・」(なかぽち) はどこからどこまでを列挙しているのか、わからない。「生命・分子」なのか 「(海洋生命)・(分子工学)」なのか。
「情報科学」は以前と変わらず「情報科学」と言われて、変わりませんという 話だったのだが、気が付いてみると「学科」のレベルでは「情報」というキーワードが 消えている。
他にも、「環境」が消えていて、こちらはコースを探してもどこにもない。 「高知大学理学部は、もう環境のことは、やらないんですね」って言われても そうかもしれないとしか答えられない。
「何かやりたい」受験生を引き付けるというよりは、「とりあえず理数系だから」という 目的意識希薄な学生が増えそうな改組なのだが、これでよかったのだろうか?
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