実際に TeX で 印刷を するには、 まず プログラムに 相当する ソースファイルを 作成します。 それから、 platex コマンドを 用いて、印刷装置 非依存ファイル (dvi ファイル) に 変換します。さらに、 dvi ファイルから ここで 使っている プリンタ 制御用の 言語である、 ポストスクリプト 言語で 書かれた ファイル (ps ファイル) に 直します。この ファイルは、 Ghostscript (gs) で ディスプレイに 表示したり、 lp コマンドで プリンタに 出力したり する ことが できます。
まず作業ディレクトリ ~/coreinfo/TeX を作りそこへ移動してから練習を開始すること
\documentclass{jarticle} \title{私の \TeX 初体験} \author{誰野誰兵衛 \thanks{高知大学理学部数理情報科学科1回生} } \begin{document} \maketitle 私は今日はじめて \TeX というものを使いました。 \end{document} |
% platex hello This is pTeX, Version p3.0.1, based on TeX, Version 3.14159 (EUC) (Web2C 7.3.1) (hello.tex pLaTeX2e <2001/09/04>+0 (based on LaTeX2e <2001/06/01> patch level 0) ..... ..... % ls hello.aux hello.dvi hello.log hello.tex |
% dvips hello % ls hello.aux hello.dvi hello.log hello.ps hello.tex |
% sdtimage hello.ps & |
\documentclass{jarticle} \usepackage{multicol} \columnsep 1.5cm \title{私の \TeX 初体験} \author{誰野誰兵衛 \thanks{高知大学理学部数理情報科学科1回生} } \begin{document} \maketitle \begin{multicols}{2} \section{はじめに} 私は今日はじめて \TeX というものを使いました。 \section{例題} \subsection{英語} あちら製なので、英語が得意なのはもちろん、 For example, this is an English text. \subsection{数式} 数式だって書けるというのです。たとえば、 \begin{displaymath} \int_0^\infty \frac{sin x}{\sqrt{x}}dx = \sqrt{\frac{\pi}{2}} \end{displaymath} のようにです。 \subsection{書体} 日本語では、明朝体と {\bf ゴシック体} が使えますが、 英語では、{\rm roman}, {\bf bold}, {\sf sans serif}, {\it italic}, {\sl slanted}, {\sc Small Capital}, {\tt typewriter} などが使えます。 \subsection{文字の大きさ} 文字の大きさも、{\tiny tiny} から、{\normalsize normalsize}, {\Huge Huge} まで変えられます。 \section{まとめ} \TeX にはもっと沢山の機能があります。本当はじっくりと \begin{itemize} \item{\LaTeX 美文書作成入門: 奥村晴彦著、技術評論社(2500円)} \item{\LaTeX トータルガイド: 伊藤和人著、秀和(2000円)} \end{itemize} などの参考書を片手に勉強した方がよろしいようです。 \end{multicols} \end{document} |
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