TeX のインストール
TeX は、数学者の考え出した本の印刷のための「組み版作成用言語」です。 HTML と同じように、文字を大きくしたり見出しを作ったりするのに、 特別の書き方 (Mark-Up) を使います。
準備: ghostscript/gsview のインストール
エクスプローラを使って、
c:\work
というディレクトリを作成します。
WS_FTP で 情報科学科の anonymous FTP に入ります。
ローカルディレクトリを \work に変更します。
lha.exe と unzip.exe を binary で転送します。
リモートディレクトリを Alladin-Ghostscript に変更します。
全てのファイルを binary で 転送します。
転送が終了したら exit してください。
MS-DOS を起動し、
cd \work
します。
gsview
のインストールを行います。MS-DOSで次のコマンドを実行します。
unzip gsv24w32.zip
setup
セットアップでいくつかの質問が出ます。ghostscript のバージョンが 5.10 でなく 5.03であることに注意する以外は デフォルトの設定パラメータを使えばよいはずです。
MS-DOS で
cd \gstools
してから、
\work\lha x \work\gs503j1.lzh
を実行します。
メモ帳かワードパッドで autoexec.bat を開きます。最後に
set GS_LIB=c:/gstools/gs5.03;c:/gstools/gs5.03/kanji;c:/gstools/gs5.03/fonts
を追加して保存し、Windows を再起動します。
スタートメニュー -> プログラム -> GS Tools より GSview を起動します。 いくつか質問メッセージが出てきます。 ghostscript のバージョンは 5.03 ですので、その設定を忘れないように すれば、あとは default で OK です。
一旦 GSview を終了してください。
エクスプローラで c:\gstools\gs5.03 を開き、 Tiger.ps をダブルクリックしてみてください。正常にインストールができていれば、 虎の絵が GSview のウィンドウの中に現れるはずです。
同じように c:\gstools\gs5.03\kanji にある article9.ps を表示してみましょう。こちらは「憲法第9条」です。
unzip と lha はよく使うので、PATH の通ったディレクトリに移しておくと便利です。
インストールが終了すれば c:\work はディレクトリごと削除して構いません。
途中でうまくいかないのに先へ進むと、いくらやってもインストールが完了しなく なります。一度 c:\gstools を消してしまってからやりなおしても構いません。
以上で、TeX(dvips) からできる ps ファイルを表示するツールのインストールが できました。ほんちゃんの TeX のインストールはまた次回にしましょう。
以上のインストールの手順は
東京理科大学の松田さんの文書
を参考にしました。(ほとんどまんま)
pTeX のインストール
次回と思ったのですが、急遽追加。
情報科学科 FTP に接続し、ローカルディレクトリを c:\work に、 リモートディレクトリを pTeX にします。
全てのファイルを binary で転送します。
とりあえず readme.txt を読んで、エクスプローラから setup.exe を実行します。
セットアップには少し時間がかかります。完了後、指示に従って再起動します。
附属している文書を読んでおきましょう。
TeX の使い方は次回以降になります。